介護負担についての知見&介護者の負担に寄与する要因

投稿者: | 2017年10月13日

惯習的には、客銳的負担と主観的負担 とに分類されます。前者は介護者が行介護の内容や状況、結果としての社会生 活上の制約を指します。後者は、こぅし た介護生活の結果として介護者が示す感 情面での反応です。

1.介護負担についての知見

多動、徘徊、失禁で 在宅介護が破綻する

介護負担に開する最初の研究は、1960年イギリスのマクミランによって報告されました。彼は老人の問題行動によって家族の愛情が損なわれ、在宅介護が 破綻していくと述べました。とくに介護 負担に結びつきやすい問題行動として多 動、徘徊、失禁を指摘しました。

それ以後の研究で検討された要因は5 つに大別できます。

① 介護者の年齢.性別など基本的属性

② 介護者の健康状態

③ 社会.心理的要因

④ 患者の症状

⑤ 介護状況.環境

2.介護者の負担に寄与する要因

介護者の要因のうちは、介護者自身の身心の健康状態が負担と相関します。

また介護者の身体的健康と患者の重症度とが相関するという指摘もあります。なお、社会的支援を受けていない介護者は体の不調を訴えやすいという報告もあります。

介護者の負担が限界に達すると、家族は入院や入所を決定されることでしょう。

将来の入所を予測する介護者侧の要因 として確実なのは、心身の健康度が悪い ことです。また続柄が配偶者以外だと入 所につながりやすい傾向があります。ま た支援サービスを受けていること、介護 者が女性であること、被雇用であること なども人所を予測する要因とされます。

患者の要因では、知能程度やADL障 害が重篤であること、すなわち重度の認 知症であることが指摘されています。BPSDがあることについても、ほとんど の研究が人所につながる要因として指摘 しています。なおBPSDの激しさと認 知症としての重症度は必ずしも相関しま せん。つまり認知症は軽度でもBPSD が激しいケースは少なくないのです。そ のほかには男性婚姻状態(単身)、年齢なども入所につなかるものとして指摘 されています。

 

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